広島市安佐南区で漢方相談・健康相談をしています、くすりのあきてんしん堂です。 皆様の身体の状態を診てその方にあった自然薬・漢方薬をおすすめしています。 お気軽にご相談ください。わかりやすく病状を、またそれに効くものを簡単に説明いたします

胃潰瘍・十二指腸潰瘍

潰瘍 胃や十二指腸に潰瘍（粘膜のただれ）を起こす病気です。両者を総して消化性潰瘍と呼びます。消化性潰瘍は良性疾患ですが、治ったりなったりと再発を繰り返し安い疾患です。日本では胃潰瘍がやや多いといわれていますが、、最近では胃潰瘍が減少し十二指腸潰瘍のほうが増加しているようです。十二指腸潰瘍は若い人に多いといわれてきましたが、最近は高齢者の十二指腸潰瘍が多くなったといわれてます。 一般的に食事前（空腹時）に痛みが出るのが十二指腸潰瘍　おなかがいっぱいになってから、おかしくなるのが、胃潰瘍といわれています。 ピロリ菌 正しくはヘリコバクターピロリ菌という怖そうな名前です。1983年にマーシャルらが胃粘膜からこの菌を分離培養して以来、この菌の感染は慢性萎縮性胃炎・消化性潰瘍・胃がん・などの発症に深く関わっている事がわかっています。ピロリ菌はらせん状をしたグラム陰性菌ですが特徴として数本の鞭毛を持っていて活発に動きまわります。ウレアーゼ活性を持っていますのでこのウレアーゼが尿素を分解してアンモニアを産生し胃酸を中和してピロリ菌を胃の中で生存できるようにしています。けれど人間にとってこのアンモニアが胃粘膜の障害をもたらしているようです。 ピロリ菌の検査 血をとって血清のヘリコバクターの抗体価を測定する方法と１３Ｃを飲んで吐く息を調べる尿素呼気テスト　内視鏡検査時に生体組織をとりそれらを培養　検鏡法　などがあります。 症状・原因 胃酸やペプシンなどの胃粘膜の攻撃因子と粘膜・粘膜の血流防御の因子のバランスが崩れた時に起こるといわれその引き金がストレスであるといわれています。もう一つはピロリ菌・・・・。ピロリ菌による感染症と言う考え方もあるようです。 やはり代表的な症状は「腹痛」です痛みは上腹部に限定された「痛み」です。焼けるようなシクシクするような痛みで、食事をすると収まり、空腹になるとでてきます。夜間の痛みは十二指腸潰瘍の可能性が高いですが、食事に関係ないものや食後に起きる場合もあるようです。あとはげっぷ胸焼け・吐血下血と続きます。 気をつける事 やっぱりストレスを上手に回避するということ・充分な睡眠・刺激物になる（アルコール・タバコ・香辛料・油モノ）モノは厳禁です。 これ以外にも、胃の病気はたくさんあります。胃ポリープや胃アトニー慢性胃炎などなど・・・・

胃に悪い事は止める・・・というのがいいのですが・・・笑　（なかなか出来ないのですね〜）どちらにしても胃ポリープと胃アトニー以外は炎症が強いのでその炎症をとる「サメの肝油」をベースに「緑黄色製剤」に漢方薬という組み合わせで行くといいようです。

その方の状態にもよるのですが、1ヶ月が9,000円〜最低でも4ヶ月をめどにしていただくと良いようです。

35歳男性　仕事が忙しくそのイライラが高じて「タバコ」の本数が増え、食事も食べる暇がない！と徹底したサラリーマンの方・・・・。奥様がこられてともかく医者に行く暇がないのでどうにか痛いのだけでも何とかして欲しいと頼まれまして・・・・・。最初は痛みを止めるような胃薬を考えていたのですが、根本から治していただきたい！また血液検査でも肝臓が引っかかるからついでにそれも・・・・「え〜でも休む事ができないんでしょ・・・」なんて会話から、一応、胃の内分泌状態とイライラを少しでも下げるために「緑黄色製剤」を大量に・・・＋胃粘膜保護のために「サメの肝油」＋少し落ち着いていただくためにその手の漢方薬を「4ヶ月は続けてね」でスタート・・・・。胃粘膜が修復するにはどうしても4ヶ月欲しいということと。言っても無駄と思いましたが「休む事」「御飯は3度食べる事」「すきっ腹にお酒は飲まない」おまけに「タバコ1本1本に鉛筆で、これで1時間寿命が縮まったと書いて」と言いました。すると本当にされたようで、タバコの本数が減ったそうです・・・笑　食事を最低でも2回とるように努力されたようで、服用してわずか1週間で痛みと妙なイライラ感から開放されたようです。奥様に言わせると妙な顔のケンが無くなり、ちょっとニコニコするようになったと言うご報告がありました。

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